タンパク質

乳酸菌配合のキャットフードサプリメント

乳酸菌とは、代謝することにより乳酸を生成する細菌で特定の菌を指すものではありません。
乳酸菌は大別してホモ乳酸菌(乳酸のみの産生)とヘテロ乳酸菌(乳酸と酢酸を産生)に分類されます。
この菌の増殖は比較的低いpHで可能となっていて、周囲の環境を酸性に導き自らの増殖をも可能にします。

乳酸菌は、さらに6種類の分類がされていて個々の特性が異なっていますが、基本的には糖質から生成されることは同じです。
1番目は、ラクトバシラス属でグラム陽性の桿菌の菌ですが、ホモ乳酸菌として存在するものとヘテロ乳酸菌として存在するものがあります。
2番目は、ビフィドバクテリウム属でグラム陽性の偏性嫌気性桿菌(ビフィズス菌)ですが、ヘテロ乳酸菌で消化管常在菌として最も多く存在しています。
3番目は、エンテロコッカス属でグラム陽性の球菌として存在するホモ乳酸発酵をする菌で回腸、盲腸、大腸に存在しています。
4番目は、ラクトコッカス属でグラム陽性の球菌ですが、ホモ乳酸発酵をします。
5番目は、ペディオコッカス属でグラム陽性の球菌ですが、ホモ乳酸発酵をします。
6番目は、リューコノストック属でグラム陽性の球菌ですが、ヘテロ乳酸発酵をします。
猫にとってはラクトバシラス属以外のどのタイプの乳酸菌も必要ですが、老猫には、ビフィドバクテリウム属の乳酸菌を多く与えてください
この菌は、老化によって他の嫌気性細菌となってしまいます。

乳酸菌の役割は、体内特に腸内で腐敗物質などから発する悪臭の原因を作らせないものですが、エネルギーを吸収する過程で腐敗物を作ることになります。
こんな時、ヘテロ乳酸菌が多く存在していれば腐敗物をさらに分解して酢酸に変えて体内に吸収します。
体内では最終的にクエン酸回路に入り、酢酸は二酸化炭素と水になり排泄されることとなります。
猫に乳酸菌入りのキャットフードやサプリメントを与えると、腸内で乳酸菌が増殖をすると同時に悪臭の原因となる腐敗した物質ができないように作用したり、酢酸として体内に取り込み最終的に無害な状態で排泄されます。